[2]障害の改善・軽減

投稿日:2009年10月25日 | カテゴリ: 障害対策


さて、前項の通りどの障害に合っても、作物は健全生育を阻害され、収量・品質の低下を招くなど、その対策による農薬等の経費増大、更には栽培様式改善等による設備費など、いずれも経営を圧迫する要因になってしまいます。
これらの障害をどの様に改善・軽減していくか、安定した栽培を可能にし、健全栽培を継続して行くには、目先だけの代替療法でなく、発生要因を根源から改良(健康な土づくり)・改善して行くべきではないのでしょうか。
 
障害が起きれば、困るのは誰ですか、誰のせいですか、最後に困るのは、栽培者自身なのでは無いでしょうか。

  • 病気が発生すれば農薬に頼り
  • 害虫が発生すれば農薬で退治すれば簡単だし
  • 土壌が痛み障害が出れば農薬で消毒する

こうして、解決策を講じて来た事を、収量が減るから、仕方ないから、みんなそうしているからでは無く、根源から改善・軽減する手立てを探求すべきなのです。

真剣に取組みしている方は、みんなが食べる物だから、安全で栄養価の高い物を提供しなくてはと、常に研究と努力を重ね、立派な栽培を営んでいる生産者です。

≪人間は食する動物であり、健康の根源は、すべて食からです≫

小生は、職業柄、全国の多くの生産地を訪れ自然環境農法の指導と普及を兼ね、生産者と接し、農業の現状を聴いたり、見たりと、現場の状況を通じて勉強して参りました。

そんな中で一番感じる事は。

◎ 立派な農業人の方は意識改革が進んでいる事。
◎ いつも笑顔と自信に満ちている事。
◎ 家族の統一が図られている事。
◎ 農業は何年経験しても、一年生ですよと謙遜である事。
◎ 作物に対しての観察心を持ち、研究心に満ちている事。

こころ和む事は
ついつい会話が弾んでしまい、談義に花咲く方は、どの地域を訪問しても必ず何人かは居るのです。

立派に栽培をしている方。
この様な方々は農薬等に頼らず慣行例に拘らず、自らの探求心で常に土づくりが大切と土壌を労わる、考えを持ち合わせております。


ついつい時間を忘れ会話の弾む時。
健康な土づくりの意味を理解して頂き、率直にそうだよな~と実感し、実践して下さる栽培者との談議。
 

次頁から、トーマスくんによる 自然環境農法
で、障害改善・軽減する為の、健康な土づくりの生態系の論理と腐植の大切さに参ります。

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