豊かな実りは自然の土壌から~トーマス菌でおなじみのバイオグリーンのサイトへようこそ!~

[4]開発者 曽田陽彦の考え

保健と土壌

人類は顕微鏡の発明により微生物の存在を発見した。以来微生物が各方面に利用される様になり医薬界、醸造界、または工業方面、或は鉱山にも使用されている。農業に利用した第一人者はアープ・トーマス博士である。農業にしても、例えば田圃にれんげ草を咲かせ自然的に根粒菌を繁殖させ、或は人間のし尿を腐熟または堆肥を作成する等は、自然的な古人の知恵であった。
 
今日に於ける当時のバイオの様なものである。醸造工業に於いては、日本も古くから各国に勝るとも劣らない技術を保有していたのである。しかしながら、原材料の良否は共に土壌と有機肥料に決定されると言っても過言ではない。油粕、魚類の廃棄物等は優秀な有機質肥料の素質を持っているが、バクテリアにて完全に分解発酵の工程を経なければ肥料としての価値はない。すべて有機質肥料の判定はバクテリアの分解発酵を除外して良否を決定することは出来ない。我が国の土壌の75%は化学肥料と農薬の多使用のために地力が低下されていると言われている。
 
政府もこれを憂えて昭和59年に土地増強法が議会に於いて法案化され施工法も決定されている。しかしながら現在の農業に於いて、化学肥料も農薬も無視することは出来ない。土壌に適当に有機質が存在するとバクテリアが繁殖し、適量の化学肥料を施せばバクテリアの培養基剤となり、相乗関係と相俟って微量要素を吸収し、根は太くなり張りが拡大されることによって作物自体は健全に育成され、かなりの害虫、害菌に対する抵抗力が強くなる。元来作物自体も子孫保存のための防御性能を備えているものである。
 
トーマスバクテリアで完全に分解発酵された有機肥料と若干の化学肥料を施し深耕施肥すれば、土壌は必然的に団粒化しポーラス状態を保持することが出来るし、作物は強大にして栄養価に富み、色彩も濃厚になり、糖度も上昇し、作物本来の香りも強く感知することが出来て新鮮味が長時間保持することが出来る。人類は自己に適応したミネラル、ビタミンと微量要素を摂取しなければ、人体の骨格、筋肉、内臓、血液及び脳神経に至るまで大いに影響を受けると言われている。私共の食料が優良な有機質肥料にて育成された野菜、果物、肉類を選択して清潔な海洋や河川の魚類を保持せねばならない。
 
近年来、特に電子顕微鏡の拡大進歩のために各界で熱狂的に研究が盛んになってきている。所謂バイオテクノロジーであり付加価値の高いライフサイエンスが先行し遺伝子組み換え、細胞の融合、培養等が政府機関、学会、各業界も進出し予想もしない会社でも開発研究部門がある。

現今は欧米諸国よりバイオの特許の売り込みも激しく、有機質肥料化の分解発酵バクテリアまで売り込みがあるが、バクテリアの属性の配分や分解速度や肥効等に於いて非常に劣っている様に思われる。トーマスバクテリアの属種は殆ど60種と思われるが、永年の使用により無害であり有益なバクテリアとして世界中の人々が認識している。新発見のバクテリアは性質、性能の判明までに長時間の年月を要し、また突然の変異が起こるかも知れない。

私達はトーマスバクテリアの原菌を更に研究し、バイオテクノロジーにより更に強力にして配合の如何によっては、より優秀なトーマスバクテリアを生成し組成の如何によってトーマス博士が通言のように語っていた他の分野にも利用される事を願っている。

お気軽にお問い合わせください TEL 028-667-1000 受付時間 9:00 - 18:00 [ 土・日・祝日除く ]

  • Facebook
  • Hatena
  • twitter
  • Google+
PAGETOP
Copyright © 株式会社バイオ・グリーン All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.